昆布だし

午前中、豪雨のなか
祖母の家へ、母と出かける

91歳
一人暮らし。
先週、体調を崩し点滴をして来たって。


かいもの。
そうじ。
せんたく。
お昼ご飯を一緒に食べて。
そうじ。
祖母はひるね

温泉に入って
きたく。

女子3人が集えばうるさいに決まっている。
91歳になっても毎日ご飯は作るし、
もてなすのが好きだから
お昼ご飯中も席を落ち着いて座っていない
何度も中座しては、冷蔵庫の中を探る

あれや、これやと持って来る。
おそうめんだってゆでてくれる。
旅館で板前さんをしていたくらいだから
手間を惜しまない。
作るのが好きなひと。
でも、片付けるのはへたみたい。

どこか、特化すればどこか
うまくいかないところだってあるものじゃないかと
少し思う。

そうめんを水で洗うの任せたと
言いながら
ミョウガ・ショウガ・玉ねぎを細かくきって
薬味を準備してくれる

乾物置き場がごちゃごちゃなので
母が片付けていると
やったら昆布が出て来る
たっくさんあるからほしいと話すと
顔を曇らせる

だしを取るのが好きな人なので
昆布は宝物なのだ
宝物だから
あげるのを躊躇するみたい

ほしがって悪かったと少し思う

結局すこしだけ
わけてもらう
躊躇する気持ち
私も昆布がすきなので
よくわかる

もらった昆布で夕方だしを取る
弱火で30分丁寧に煮だす

蒸しなすに昆布だしをたっぷり使った
なんだろあれ、
くずあんみたいなのをかけて食べたら
とてもおいしかった。
説明になっていない。

それから、サバを2匹おろして
味噌煮に。
相変わらず、魚をおろすって言うと
子供たちはよって来て
一人は内蔵をひたすら触る
やめるように言うまでいじる
子供たちは魚の内蔵が出てくる瞬間がいちばん楽しいらしい

頭も半分に切ったのだが
切る前に口を触らせると
すごく喜んでいた
魚の口ってかなりいい機能をしている
サバの口を全開にして奥をのぞいたり
口の中へ指を突っ込んだり
娘と二人
散々やった

興味があることに
もうひとり
興味がある人が一緒だと
すごく盛り上がる

むかし、私が子供のとき
魚をさばいていたのは
祖母でした
その横でさかなをさわっていたのは
やはりわたし



おしまい

キャラメル&ウォルナッツ

仕事が忙しいです。
そんなときに、前の職場の友人が
会いに来てくれると言う内容のメイルが来てうれしくなる。
メイルと言えば
今日は仕事場でいっぱいメイルのやり取りをしたので疲れました。
偉い人とメイルでやり取りすると
楽しくないです。今週は資料の催促を何回もしなきゃいけなかったし。
そのくせ、注文ばっかりつけてくるし。
お知らせしなきゃいけない事いっぱいだし。
でも、こちら側の要望も一生懸命伝えたら
伝わったのでよかったなと。
しかし、要望に応じているうちに
仕事は収集がつかなくなり、そういうことになれていないから
うまくコントロールできず
ひどく疲れてしまいました。
八海山ていう日本酒を父と一緒に夕ご飯のとき飲みました。

オリーブオイルで炒めたズッキーニと丸なすにチーズをたっぷりいれたクリームソースをかけて食卓へ。

ズッキーニはだいすきです。

ハーブ ブーケ

仕事場にたくさん雑誌がある
といっても
専門誌ばかり。

隣の席の人が図書担当なので
すこしばかりねだると
雑誌を貸してくれる。

図書室まで足を運ばなくても
あれやこれやと雑誌が読める。

専門誌ばかりだけど。
いまは、精神看護って雑誌を読んでいる。
こんなに好き勝手
専門誌が読めるのは.学生以来。
いい職場だと
おもう

精神看護のざっしには
かんかん!というキャラクターがのっていて
なんだか、かわいい
精神看護の雑誌は表紙もかわいいので
気に入っている

かんかんはこれ。
http://www.igs-kankan.com

夕方委員会の後片付けをして
部屋を出ようとしたら
インスタントコーヒーの瓶を落として
あせった。
割れなかったし、中身も飛び出さなかった。
けれど、コーヒー拾おうとしたら
クリープみたいな粉の瓶も
茶筒もぼたぼた落として
スティックシュガーも
スプーンも
ぜーんぶ次から次へと
広い廊下にぶちまけてしまった

エントランスからホールまで
一直線にのびた
廊下には私だけ

聴講生も
受講生も
みんな慌ただしく
帰宅した後で
キラキラライトが眩しい


誰もいなかった
けど、こんなに持っている物が次から次へと落ちるのかと
おもったらびっくりした

息子が
学校で作ったハーブのブーケをくれた
いい香りがしたので
すぐにかざった

今週中に
資料をまとめたいけれど
依頼している研修資料が届かない

あした
思い切って催促をしよう。
意外と忘れているだけかもしれないが
催促は嫌である

悩んでいた事が
会議中にいっぱい話した事で
先に進んだからよかった
でも、大どんでん返しを食らって仕事量が増えたので
あせる

やったことがないこと
ばかりだから
きっと整理がつかないのかもしれない

着地点がはっきりしていないから
だめだと言われて
自分の人生を指摘されたような
気がした

みんな今まで
一生懸命考えていたのを理解して
アドバイスをくれたので
先が見えた事は良かったと思う。
けど、整理しないと
なにがなんだか。

そらいろ
が覆う
しまの
上空を

すいずみまで
布巾で
ふきとる
コップ

しみが付いた
白い
シャツ
涙の粒

停まっている
時計と
海の
藻くず

荒れ果てた
庭の
草花にも
秋がくる

帰り道
肌寒い夕暮れでした

すべては

仕事を終えて、外へ出ると
私の横をマクドナルドの紙袋を持った人が通ったけど
美味しそうと思えなかった
あのにおい。

やっぱり今日は体調が悪いんだ.
一日中、鼻水がでて
打ち合わせをしていても
鼻水が収まらなくて
すごく、暑くて
調子が悪かった。

午前中は、購買部並みに文房具を並べて
仕分け。
シャーボは高いのになくすから欲しいと
息子並みの理由で物品請求された。

午後は、数字をだらだら入力して、打ち合わせ。
8月になって数字を書いた紙が35枚にまで増えた。
みんな間違えるので、添削しながら打ち込む。
人数が多くなり、学校の先生は大変だと
思う。今、35人学級はないのか。。。
プリントの丸付けとか、みんなの名前を覚えるとか、
黒板に大きな字を書くとか、無理。
大きなコンパスで円をかくとか。
たぶんできない。
黒板の上の方とか消せないし。
昔から学校の先生だけはなりたくないと思っていた。

しかし
キョージュは資料を差し替えると言いつつ送ってくれなかった。


家へ帰ってきて、はなとのどのかゆみに耐えられなくなり
顔をばしゃばしゃと洗う。
お風呂からあがった息子は石けんのいい香りがしていた。
宿題をサンルームでやっている。

夕ご飯の後、息子が
坂田寛夫の「ぼくは川」を音読していた。妹が背中にうさぎのぬいぐるみを
おんぶして一生懸命聞いていた.
音読カードに聞いた人を書く欄があるけど
妹とは書いてはいけないって先生が言っていたと。
仕方なく聞いた人のサインは「母」とした。

明日の朝は、人参がたくさんあったので
細い千切りにしていためる。
人参のきんぴらを作ろう。

それから、卵焼きも作る。
母が退院してからお弁当作りをやらなくなっていたので
明日はつくろうかと思う。

散歩の途中で

雨の中
帰り道に
娘が「川もねむるのかな」って。
川も私やママが眠るとき、同じように眠るのかなって
話していました。

注意をしていないと
よく話を聞いていないと
聞き逃すこんな話。
散歩へ来ないと、聞けない話です。

雨の中

朝からずっと
雨がしとしと降っている一日だったが、夕方にはゆっくり
晴れだした。
寒くて、カーディガンを羽織らないとすうすうして落ち着かなかった。
ぼんやり薄曇りの夕焼け空を眺めながら一抹の不安を覚える。
秋が来たなんて、認めたくないし、まだ寒くないはずと。

どこへ出かける予定も無かったので
夏の間、ずっとおもちゃと勉強道具で散らかっていた
サンルームを片付けた。サンルームには、
ステンドグラスのランプシェードがあってそれが、日光に反射すると
とってもきれいなのだ。

そんな場所が散らかっているので
実はずっと嫌で片付けようと思いながら
後回しにしていた。
でも今日はとうとう
でかい籐椅子をふたつサンルームから出してリビングに置いてもらい
広くしておもちゃも勉強道具も子供たちと片付けた。
全て掃除機をかけ、コルクばりの床を拭く。

お月見の日、サンルームに果物をたくさん並べて
夕ご飯を食べたりしたのを思い出す。
今年もそれができたらいいと今思った.
おもちゃも、場所を取っていた籐椅子も片付いたし。

それから、午後は
雨の中
長靴を履いて傘をさした娘とお手紙を出すため
ポストまで歩いた。
少し距離があり、雨も結構降っていたのに
娘は全ての水たまりに入るため全然進まなくて
行きは途中までイライラとして
うんざりしたが、
娘の傘を持ち、
娘が自分のショルダーバックから郵便物を取り出して
投函するまで見守ったらせいせいした。

よし、よくやった!
そんな気持ちだった。
雨さえ降っていなければ、もっと足取り軽やかだったかもしれないが
帰り道はなんか、すっきりして
娘の足取りも軽くなり早かった。
途中で判明したが、実は尿意を催したらしく
帰りは若干急いぎ足だったようだ。

明日から晴れるらしい。
あした、また自転車に娘を乗せて幼稚園まで送る.
忙しい一週間になると思う。
でも来週18日、被災者支援をする人たちに取って
とても良い一日するため、がんばる。

おしまい